京都

昨日京都のご本山において、少年教化指導者の集いが行われました。

 

まずは750回大遠忌法要に参拝。私は初めてこの法要に参拝させていただきました。厳かな雰囲気の中、新門様御導師のもと法要は進みました。法要後に新門様とご門主様からお言葉がありましたが、お二人とも東日本大震災のことに触れられました。「原発の事故に直面する時、人間の知恵は限りがあり、そして欲望は限りがないということをまざまざと見せつけられます。子供たちに本当に残していかなければならないものは何なのか、あらためて考えさせられます」というお言葉が特に印象に残っています。

 

そしてその後会場を移して、夜回り先生として有名な水谷修先生の特別講演がありました。1時間半、最初から最後まで圧倒されるようなお話でした。非常に心に響くものがありました。先生はこんな質問から始められました。

「今日一回でも美しい花に目をとめた人、手を挙げてください」

ハッとさせられました。そんなに自分の中に余裕がないのか。情けなく思いました。先生は、15分で10分でも早く起きて本当に美しいものを子供たちに見せてあげてください、とおっしゃいました。

 

全国各地から少年強化指導者が集まりましたので、懐かしい同級生などにも沢山会えました。

 

大遠忌法要参拝、水谷先生の講演、そして仲間との再会と、非常に充実した一日を過ごさせていただきました。

 

明日は千葉県のお寺に出講してまいります。今週は西に東に移動の多い一週間です。