昨日は第18回お聖教を読む会がありました。
今年度はずっと『唯信鈔文意』を読んでまいりましたが、昨日で一応全てのご文を読み終えたことになります。1年かけて少しずつ進み、昨日最後の奥書きのところまで読み終わると、何となく寂しい気持ちというか、もう終わりかぁという感情が沸き起こってきました。それだけ、『唯信鈔文意』に慣れ親しんだということかなぁと、このお聖教を読む会の意義を感じているところです。
しかしながら、私自身の勉強不足は否定しがたく、せっかく毎回通って下さった方々にも満足な説明はできませんでした。そのことに関しては、大変申し訳なく思います。
全てのご文に目を通しましたが、次回もう一回『唯信鈔文意』の会とさせていただき、1年間かけて読んできたものを、総復習といいましょうか、思い返しながら、このお書物のお心を皆様と訪ねてまいりたいと思います。
第20回目からは新たなお聖教をと考えていますが、何を読むかはまだ未定です。リクエストがございましたら、是非お聞かせください。
この『唯信鈔文意』を読んできた理由は、教覚寺に親鸞聖人の御真筆といわれるものが残されているからです。ですから私にとっては一番縁の深いお聖教とも言えるわけです。一生かけてこのお聖教と向き合いながら、親鸞聖人がお示し下さった浄土真宗のみ教えを、聞いてまいりたいと思います。
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大村照雄 (日曜日, 16 3月 2014 20:07)
和讃はいかがでしょうか
副住職 (日曜日, 16 3月 2014 23:20)
大村様、早速ありがとうございます。参考にさせていただきます。